USB人感センサ ”HC001B”
ナナメ見降ろしからの検知、商品棚/デジタルサイネージのための人体検出アルゴリズム搭載モデル
“HC001B”はナナメ設置型の人体検出アルゴリズムを搭載したUSB人感センサです。
人体検出アルゴリズムにより扇状に広がるエリア(水平方向8分割/距離方向2段)の人体数と人体位置を直接出力いたします。
連続的にデータを取得することにより人体移動/動線も検出が可能です。
また熱検出型のため静止状態の人体も検出可能で滞在時間も正確に計測できます。
デジタルサイネージモニタ上部や商品棚/展示棚上面に設置し、正面に立つ人体データ取得に最適です。
※本製品はソフトウェア組み込み用途向け製品です。
検出にはソフトウェアによる処理が必要となります。
※本製品にはUSBケーブルは付属しません。
接続にはUSBケーブル(HC001B接続側:USB-miniBコネクタ)が必要です。
HC001シリーズの共通説明については以下の画像をクリックしてお進みください。
使用用途例
人体数/位置/移動検出機能を使用することで様々なシステムに応用可能です。
検出 | 計測内容 | 応用システム例 |
---|---|---|
人体数 | ・人数カウント | ・商品棚/展示棚の日時による観覧数カウント
・展示物等の興味度推測 |
人体位置 | ・特定位置到達判定
・離席/着座検出 ・侵入検出 |
・デジタルサイネージでの広告(コンテンツ)再生開始キー
・デジタルサイネージでの広告前、滞在時間計測 ・商品/展示棚前での滞在位置、滞在時間把握 → 商品の顧客興味度調査 ・展示物への接近判定 → セキュリティ |
人体移動 | ・移動量検出 ・移動パターン検出 |
・展示物前人体移動検出
取得したデータを使って・・・。 → 顧客行動の把握 ・デジタルサイネージでの操作誘導 例)音声で案内 → 移動を確認 → 次の案内へ など |
検出イメージ
設置イメージ
検出エリアの変更機能
内部設定値を変更することで各反応エリアの距離を変更することも可能です。
これを応用することでエリア分割数を変更することもできます。変更イメージは以下の様になります。
仕様
機能
項目 | 値 |
---|---|
画素数 | 64(縦8、横8のマトリクス) |
データ応答スピード(最速) | 0.1sec |
インターフェース | USB2.0フルスピード |
対応OS | Windows10
Linux (実績:Ubuntu16.04/Raspbian) |
通信プロトコル | CDCプロトコル(シリアル通信) |
出力 | 人体数 人体水平位置(8段階)/距離(2段階) 人体接近フラグ |
動作周囲温度 | 15~29℃ |
検出必要温度差(周囲-人体) | 4℃ |
測定エリア | 前面1.5m程度(1.7m 商品棚設置時)
※ 距離/接近フラグ反応位置は設定に より変更可能です。 |
最大検出人数(理論値) | 4人 |
サーミスタ温度出力表示分解能 | 1℃ |
電源 | USBバスパワー(DC+5V) |
※Microsoft、Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
特性
項目 | 値 |
---|---|
画素温度出力精度 | Typ.±2.5℃以内 |
視野角 | Typ.60°(縦、横方向) |
消費電流 | 最大100mA以内 |
単位:[mm]
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